かな書道に関する教育方針について
かなを徹底的に学習出来るというのが、太田いと書道教室の特徴ですが、
かなを書くシーンとしては、一般的には、大筆のイメージがあるかと思います。
いわゆる、半紙に大きく、太い文字を、描くように、書く世界ですね。
ところが、実際の生活では、
文字の大きさは縦横10mmもいかないサイズです。
ボールペンやサインペン。鉛筆やシャープペンシルなどを使って書いています。
また。小筆を使う時は、筆ペンで、ちょちょっと書くのが普通になってきています。
上記を踏まえ、小学生と大人に分けて、「かな書道」について、ご説明します。
小学生のかな書道
文字を綺麗に書くという必要性は、生徒さんご本人には、ほとんど持っていません。
逆に、親御さん側に、「かな」を、きれいに書かせたいお気持と対照的です。
おまけに、今の生徒さんは、学校と塾で相当、疲れていて、遊ぶ時間も無いようです。
そういったこども達に、マンガ入りテキストで、かなを楽しく、学んで頂ければと思います。
大人のかな書道
大人の女性とお話をすると、
「かな」を書くというのは、「文脈がある文章を書きたい」というお気持ちを強く感じます。
こういった方には、古典の世界を、書道で表現するのはいかがでしょうか。
古典が生まれた時代は、流れるような文章を、紙が貴重なはずなのに、ほぼ一発書き。
古典を書く事で、先人達の創造力と集中力に、少しでも、近づくことが出来ると思います。
実際に、小筆で、古典を書いてみると、
小さな文字なのに、筆のスピード感がありますし、
相手が平面の紙なのに、筆の動きは、立体的です。
特に、「かな」を書く時に、それを強く感じられる事でしょう。
段階によっては、「かな」の基礎の基礎からお教えします。
「かな」は、すべて漢字に、語源があって、楷書に至る流れを学ぶことが出来ます。
それでは、次に、ご入会の概要、流れについて、ご説明します。