書道におけるローマ字

混乱しているローマ字表記、まるでローマ字戦国時代です。

歴史的には、明治時代に、ヘボン式と 日本式が対立。1937年に、訓令式が つくられ、ローマ字を統一。戦後GHQが 一部の分野でヘボン式を強制。そして、1954年に、訓令式を公式のローマ字に決めたにも関わらず、鉄道関係の駅名とか見ると、ヘボン式で、まさに戦国時代の様相を呈しています。

ローマ字表記方法は、小学校で習うのは訓令式ですが、街角で見られるのはヘボン式です。
訓令式というのは、あまり耳にしない言葉ですが、ローマ字表記は、三つあり、『ヘボン式』、『日本式』、『訓令式』となります。

太田いと書道教室では、訓令式を学んで頂きます。

単語の記方法に、違いがあり、授業では時間に限りがあるので、本意ではありませんが、太田いと書道教室では、訓令式を学んで頂きたいと思います。

保護者の方へのお願い

上記の理由で、お子様が、ローマ字の事で質問を受けられた場合、保護者の方に、ご対応をして頂ければと思います。
例えば、町中のローマ字を見て、あれは訓令式とか、鉄道関係なら、あれはヘボン式、とかの説明を、お子様にしてあげて欲しいのです。

ローマ字に関する参考リンク

私たちもローマ字の教材を作る際に、ネットで検索した外部サイトがあるので、ご参考にして頂けばと思います。
Rômazi Aiueo(ローマ字 あいうえお)—つっこんだ内容のサイトです。
ローマ字のヘボン式、日本式、訓令式の主な違い—分かりやすい比較表があります。